『わたしらしく人生を楽しむヒント』
guest1 川畑夕さん -part1- 「人生を楽しむ暮らしかた」
KOというブランドを通して伝えていきたいのは、自分らしく、人生の後半戦を楽しんでいこう!というメッセージ。おしゃれも生き方も、苦楽ある人生をよりハッピーに楽しむために。実際に人生を楽しみ尽くしている岡本敬子さんと、素敵に生きる周りのご友人たちをnanadecorディレクター神田恵実がご紹介します。
GUEST1 川畑夕さん (50代、鹿児島在住)
若い頃はモデル活動や趣味のサーフィンでも注目され、現在でも友人たちの頼れるお姉さん的存在。建築や内装、コンサルティング会社「DWELL」を経営する同じ大学出身のご主人と27才で結婚。男の子2人の子育て、親のサポート、家業の手伝い、犬や鶏、コンポスト、畑と共に暮らしています。
夫婦それぞれの親も共に暮らす未来型の暮らし
敬子さんも拠点を構える鹿児島。友人の川畑夕さんファミリーは市内から30分ほどの自然溢れる郊外に暮らしています。敬子さんの鹿児島滞在中、一緒に海に行ったり自宅に食事に招いたりする仲。
夕さんのご主人は建築関係のお仕事をされており、素敵な仕事場と住居が対になって建っています。さらに敷地内に離れやアトリエ兼ギャラリーと、いくつかの建物が点在。そこを鶏が自由に遊べる庭や畑が繋いでいます。
夕さんの暮らしは都会派から見ると羨ましい自然が広がる環境。16年前にご主人の実家の敷地内に家を建て、両親のサポートをしながらの生活がスタート。
そこへ現在は何と夕さんのご両親も加わり、家族みんながともに暮らすようになったこと。足の悪い夕さんのお父様を、運転ができるご主人のお父様が喫茶店に連れていくといった、互いに見守り合う関係。広い敷地があるから故の流れですが、みんなが夕さんを軸に心地よい距離感で暮らしています。
この日はnanadecorのスリーピーソックスがとても気持ちが良かったとお母様がお話に来てくださいました。別棟に住む自立型かつ、食事や日々の生活の見守りがある。そんなお互いに安心できる環境は少子高齢化のいま、新しい暮らし方です。
仕事と暮らし、家族と来客が一体化している集いの場
光溢れる日も、雨の日も、お天気や季節の移り変わりをしっかりと感じられる、外との距離が近い1階のキッチン。畑の野菜をダイレクトにお料理できる開放感が魅力です。ご両親が訪ねてきてもすぐにわかるので安心、一緒に料理を手伝ったり、手を動かしたくなるような夕さんらしい居場所。
シンプルに美味しく、食材のよさを生かした料理
採れたての野菜や果物に卵まで!
素材の良さをシンプルに味わう贅沢。男の子二人の子育てから介護まで、実際には毎日が時間との戦い!
時に電気調理器に任せたり、負担になりすぎないようメリハリをつけて。この日は鹿児島名物、具材をご飯に乗せて頂く鶏飯、鹿児島といえばのさつま揚げ、柑橘に友人のオリーブオイル専門店、TERUKUNI OLIVE LABOお勧めのオイルをかけたサラダを。
畑と鶏、自然を中心にみんなの暮らしがつながっている
庭には烏骨鶏が遊び、畑にはたくさんの野菜、原木椎茸や、キンカンなどの果樹…暮らしの真ん中に自然との営みがあります。ご両親の畑やご主人作の露天風呂やコンポスト…庭はみんなをつなぐ場所です。
旬の野菜や果物、季節を身近に感じながら暮らす
野菜や果樹と暮らしていると、季節の仕事がたくさん。自ずと季節の移り変わりに敏感になりそう。放し飼いの鶏が虫を食べ、庭の片隅にはコンポストも。生ごみなどは畑の肥料として循環する自然に寄り添う暮らしです。
みんなの趣味や楽しみが実現するおうちの工夫
2階のリビングも気持ちのいい空間。奥にはご主人作のサウナがあり、外気浴をするテラスからは寝転びながら桜島が見えるよう工夫されています。家の隅々に心地よく暮らしを楽しむ工夫が色々。
こうして暮らしを拝見しなかがら、みなさんが家を、暮らしを、人生を楽しんでいる!そんな印象を受けました。
「わたしらしく人生を楽しむヒント」
敬子さんから伺っていた通り、川畑夕さんの暮らしには、日々を楽しむコツがいろいろ。
次回は敬子さんを交えた座談会から、生きるヒントを伺います!