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【新連載】わたしらしく人生を楽しむヒント  

『わたしらしく人生を楽しむヒント』

guest1 川畑夕さん -part3- これからの人生を楽しむ未来会議

KOというブランドを通して伝えていきたいのは、自分らしく、人生の後半戦を楽しんでいこう!というメッセージ。おしゃれも生き方も、苦楽ある人生をよりハッピーに楽しむために。実際に人生を楽しみ尽くしている岡本敬子さんと、ご友人の川畑夕さんのお話、後半です。

まとめ: nanadecorディレクター神田恵実

人付き合いもそんなに幅広くなくていいや今は、とかね。だから会う人も仕事関係も自ずと厳選されていって(敬子さん)

神田:今回は、これからについて伺いたいと思います。きっと大切な時間の使い方や、ライフスタイルも変わっていくでしょうし、年齢に合わせてモディファイしながら後半戦を楽しめたらいいですよね。

敬子:みんなで楽しくやっていきたいですよね。長年ファッション界で生きていると人間関係も色々分かってきます。この人は本当に損得なくちゃんとしてくれるっていう人も見えてくるので、自分の時間を割くわけですから、相手ときちんと向き合いたいですよね。鹿児島の人たちはそんな刹那的なことが一切ないので(笑)本当に楽だし、安心しています。

夕:敬子さんはたくさんお知り合いもいて、人付き合いもされている。さらにこれだけやりたいことをやっていて、どうやって時間管理をされてるんですか?

敬子:そんなに管理していることはないのよ。

神田:敬子さんは慌ただしい感じがなく、いつものんびりされてますよね。

夕:どうしたらのんびりできるんですか?

敬子:スケジュールは、そんなに詰め込まないようにしています。会食とかもしないようにしていて、夕食も早めです。もう、あれこれ入れると疲れちゃうから。

夕:人付き合いも厳選されているんですか?

敬子:人付き合いもそんなに幅広くなくていいや今は、とかね。だから会う人も仕事関係も自ずと厳選されていって。その上、朝早くからアポを入れるのは平気なので、朝か昼に用事を全て済ますようにして、予定を入れたとしても2本まで。あとは移動中などに色々考えたりして終わらせてしまう。もう詰め込みすぎると、体力が持たないって感じです。夜は早く寝たいし、ダラダラしたいんです(笑)。

夕:私はまだまだ毎日走ってますね。庭のことや、家のこと、食事の支度など色々あって。時間は限られているので、その中でどうやって敬子さんのように厳選していくかが大事ですね。

タイミングに乗る、私もそういう人生かも(敬子さん)

敬子:あとは頼めるものは得意な人に頼んでます。やりたいことや、用事はどんどん増えていくけれど、でもシンプルにもできるはずだから、どんどん削ぎ落としていくようにしています。

夕:神田さんはすごくお忙しいですよね?子育てしながらね

神田:私は何事もタイミングじゃない時は進まないと思うので、今は無駄に思えることも、しかるべきタイミングが来たときの準備をしている感じでしょうか。物事が決まる時って、ほんと早いので、すぐ乗れるように。

敬子:本当にそう! 雑談からこうしようってなることも多いし、最初から練って練ってっていうよりは、まずはやってみる。タイミングに乗る、私もそういう人生かも。

神田:私は編集者をしていた時代も長かったので、何かをやりたい人のサポーターやオーガナイズするのは得意です。敬子さんがおっしゃるように、何かが決まる時ってタイミングなので、今回のこういう話から、また何かにつながるだろうな!と実は楽しみです。

夕:これまでの話がすごく腑に落ちました!本当に自分の準備が整った時に、何かが始まるんですね。

神田:夕さんもモデルやサーフィンをしたり、アクティブですよね。男女問わずお知り合いも多そうです。

敬子:夕ちゃんが結婚した時も、どんな人と結婚したんだ? って周りは気にしてましたよ。

夕:あんまり派手なタイプの人は好きじゃなくて(笑)夫は仕事は厳しくしているけど、基本はマイペースでおっとりしています。昔、田んぼの中をドライブしている時に「俺はO型の丑年だから、のんびりしてるんだよねぇ」って。それが私の中にスーって入ってきて、この人といると心が広くなる。こういう景色そのままの人だなぁと思ったシーンを今でも覚えています。結婚してからは一緒に仕事をしようと思っていたけど、すぐに子供ができたので、そこから20年くらいは子育てがメインでした。今は次の第三の人生が始まるところです。

私は小さい暮らしがいいなと思っていて、ものもあまり捨てたくないし、全てを小さくしたいと思っています(夕さん)

神田:これからの第三の人生。今はワークショップもされているんですか?

夕:リースを作るワークショップをしています。自然の材料を山でとって、その場でリースを作る体験です。物を作るのは簡単だけれど、山で材料を採るところが楽しいんだよ、と一緒に山に行くワークショップです。

神田:いいですね!体験がセットになっていて。

夕:そう、それがメインです。緑にしか見えていなかった草木が「これは使えるかも!」って見る目が変わるんです。一面の解析度が上がるというか、組み合わせやドライになった姿を想像することでも楽しくなる。そういう視点をお伝えしたいんです。

神田:素敵ですね。夕さんの場合は暮らしそのものも循環型ですよね。

夕:余った野菜を鶏に食べさせたり、コンポストもあるので、できる範囲の循環はしてます。私は小さい暮らしがいいなと思っていて、ものもあまり捨てたくないし、全てを小さくしたいと思っています。結局は、自分がまず幸せであることが大事で、その周りの家族、せいぜいお友達くらいまでが自分の範疇。その中で循環ができたらいいなと。欲しいものが出てきても、じゃあ今度こういうふうに作ろうとか、そんな風に暮らしを工夫してきた感じです。

神田:夕さんのところに遊びに来たい!という方も多いのではないですか?

夕:おかげさまで、今は本当に友達だけ、ほんとうに好きな人にだけきてもらうようにしています。自分が頑張らないことが、相手のプラスにもなると思っているんです。友人宅に遊びに行って、家主の奥さんが忙しくご飯を作っておしゃべりを楽しめないと残念に思うので、今はもうできる範囲のことをやって、自分がまず楽しむようにしています。そうしたら、すごくおもてなしも楽になって。ちょっと今、余裕が出てきたなと思っています。「レジデンス」としてものづくりの場所としても開放をしたいなって。

敬子:アーティストレジデンス?

夕:そう!何年か前に海外の方が来てくださって。ここにステイして物を作るプロセスが、すごく私たちにとっていい刺激になったんです。海外の方と触れることも楽しいし、その方の作品を見られるのがすごく嬉しかった。海外アーティストとのおしゃべりで感覚がすごく開きました。24年はそんなプランも進めていこうかと思います。

敬子:お子さんたちも独立されていないしね。

夕:次男は大学。長男はアスリートなんですよ。ボルダリングの選手。ボルダリングも面白いんです。小さい頃に木登りをしていた人はとても上手なんですよ。

敬子:私木登りしてた!

夕:本番では自分しか頼れない。だから、自分に対してリスクを背負うこともできるので、小さい頃から選手をやっている子たちはみんな頭が良くなる。

神田:効率が良くなるんですかね。

夕:覚える力がつく上に、自分がやるしかないと分かっているから、必然と人生を考えられるような気がします。県内から子供たちが集まってくるんですけど、1学年5人のうち4人が、鹿児島県の公立で一番いい高校に行くほど。

敬子:小学校からもう、取り入れたほうがいいよね!

夕:エビデンスもあり、息子は幼稚園と提携をし始めていて。小さい頃に成功体験があると、絶対に人生が変わりますよね!息子もいきなり出た大会で全国3位になって、その時に表彰台から見た景色が忘れられないそう。それが自分の原動力だと言っています。クライミングは、小さな成功体験がいっぱいできるので、心が強くなるんですよ。息子が自分を伸ばすためのクライミングを教えたいとのことで、これから幼児教育も会社の事業に組み込んでいこうと思っています。

もうたくさんは作れなくていいので、少しづつ、それが楽しければいい(夕さん)

神田:自分の周りの環境を整えながら、自分の好きなことも始めているうちに、子育ても終わり、次のステージへ。通称「婦人部」があるとか?  みなさんご主人が作家やアートの仕事をなさっている奥様のチームなんですか?

夕:15年くらい前に私たち夫婦でお店をやっていたんです。東京との架け橋にもなっていたので鹿児島の作家達が集まってきました。東京や全国に活躍の場が広がっていったひとも多く、その奥さんたちの集まりが婦人部です。一回集まったら楽しくて。何か活動ができたらいいなと思っています。

神田:夕さんの物作りも気になります。

夕:私は桜島の溶岩を使ったアロマストーンなんていいなと思ってます。磁器の器の上に溶岩を置いて、アロマを垂らしてルームフレグランスみたいに。

神田:素敵!それは睡眠仕様で「眠りブレンド」なんて?

夕:いいですね!

敬子:みんなでサウナをした時のミストも手作り? 

夕:はい。香りは直接脳に届くから、いいですよね。ずっとアロマを愛用していますが、私は地元のものを届けたい。みかんの皮や、ハーブを使いオイルを一から作りたいんです。お友達が桜島の灰で器を作っているので、完璧な組み合わせだ!と思っています。もうたくさんは作らなくていいので、少しづつ、それが楽しければいい。

敬子:大切に作ってその価値をしっかりとわかってもらえるのが大事だよね。売るために作るのではなくて、相手が喜んでくれるから嬉しい、と言う循環。売りきりでもよく、まさに私がやっているKOと同じコンセプト。

神田:今年は何かご一緒できるといいですね!

夕、敬子:鹿児島でやりたいですね!

敬子:KOとスタンスが似ているから何か一緒にできたらいいね。

神田:敬子さんは他の人から見たらパリッとしているかもしれないけど、実はリラックスライフ。KOでは夕さんや敬子さんのような、日々を楽しむライフスタイルを紹介したいなと思います。大変なことも、自分なりに楽しみを見つけながら、削ぎ落としていく。考え方ひとつで、もうちょっと楽になる方もいらっしゃるかもしれませんよね。

敬子:ほんと、楽になるのが大事! 住む場所だって、東京にこだわらなくてもいいわけだし。フレキシブルに変わっていけばいいしね。私も50歳まではファッション界で駆け抜けるように仕事していたんだよね。でも、今はマイペースに、無理せず、周りの人と楽しむのが一番。私はのんびりしてるけど、夫が「こうすればいいじゃない」って横からアドバイスをくれたり、こうして周りに助けてくれる人が多いので、ありがたいなと思います。だからこそ、家族にまわりに感謝をしながら、自分自身も楽しんでいけたらいいですよね。

二回にわたりお二人から気持ちが軽くなるお話や、これからのことを伺ってきました。

頑張りすぎずに、適度に自分の時間を楽しみながら。どんなに忙しくても、その中に少しづつ自分が心地いいと思う時間やトピックを入れて、周りを削ぎ落としていく。

その先に、やりたいことや楽しいことが集まってくるのかもしれませんね!

夕さん、敬子さん、ありがとうございました。


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